鉄平石といえば諏訪鉄平、造園や建築の材料として日本を代表する石材です。
先日、諏訪鉄平の採石場にお邪魔してきました。

大きな機械で鉄平石を堀り出していました。

大きな原石、一枚一枚に違った表情が楽しめます。
大理石や御影石は表面を磨いて仕上げる事も多いですが
諏訪鉄平の場合、摂理にそって割れた表面を加工せずに使うことが多いです。

職人さんが手作業で様々な形に加工していました。

一般的な「乱張り」に使用されるサイズですが
これだけの量が並んでいると圧巻です。





他にも様々なサイズに加工された鉄平石がありました。
砕石場に行かなくても様々な石材が流通していますし購入することも出来ます。
それでも僕は出来るだけ山に足を運ぶようにしています。
小さく加工された石を見ただけでは分からない石の性格が見えるような気がしますし
山を眺めながら色々な妄想を膨らませる時間を楽しんでいます。
採掘場は危険な場所も多いので一般の方が訪れる機会は少ないと思いますが
こんな風景を想像してみると普段何気なく歩いている自宅のアプローチや
門柱等にも愛着が湧いてくるのではないでしょうか?